○腫瘍発現率は雌雄共に数値的に高く、雌で用量反応関係があるようにみえるが、X・E(2)検定の結果有意差はない。照射による影響の場合は、腫瘍を認めなかった動物において、腫瘍に至らない増殖性の変化などの病理組織学的変化を認めることが一般的であるが、この様な変化は認められなかったので、照射により腫瘍の発生率が増加したとは考えられない。