○アフラトキシンの増加に関する実験データーは、いくつか出されているがいずれも証拠不十分とされている。非照射と照射によりカビ類が殺菌された試料にアフラトキシン生産カビを接種すれば、このような現象は起こるがこれは照射による影響ではない。
○例えば、インド国立栄養研究所での実験については、FDAは1986年に「この研究は、照射小麦を高圧蒸気滅菌後、アフラトキシン産生菌を接種しており、照射後の正常な取扱による貯蔵でアフラトキシン産生菌が増大するという証拠は何もない」と結論している。