1.食品への照射効果は食品の種類、状態や虫、微生物の種類によって異なるが、一般には以下の線量範囲が国際的(FAO、IAEA、WHOなど)に広く用いられている。
根茎菜類の発芽防止 0.02〜0.15kGy
害虫、寄生虫の殺虫 0.15〜0.50kGy
果実の熟度調整 0.5 〜1.0 kGy
殺菌による貯蔵期間延長 1.0 〜7.0 kGy
食中毒菌の殺菌 3.0 〜10.0kGy
香辛料等の衛生化 5.0 〜10.0kGy
滅菌(完全殺菌) 30 〜50 kGy