照射食品は外観、におい、味、感触により識別することはできない。消費者にとって食品が照射されたかどうかを知る唯一の方法は、言葉、マークあるいはその両方により照射したことを明確に表す表示を行うことである。表示の方法は国によって異なるであろうが、食品規格委員会の策定したガイドラインに従うことを決定した国においては、照射食品すべてが表示され、さらに、それ自体は照射されていないが照射した食品を原材料の一部として含んでいる食品も表示されることになろう。表示の用語やマークの種類は個々の国が決めるものである。